「ポールマッカートニーの作曲術」を読んで
書店で背表紙を見ただけで即購入した、最近のお気に入り。
野口義修(のぐちよしのぶ)さんの
「ポールマッカートニー作曲術」
ポールファンの僕にとって作曲本の中ではダントツでわかりやすく面白いし、きっとこの先何度も読み返すであろう本だと思っています。
理論には疎いと言われているポールの多種多様な楽曲に様々なテクニックが使われていて、われわれ凡人が「ドミナントで、転調で」と試行錯誤しているところを恐らく感覚で(計算してる部分もかなりあるんだろうなぁと本書を読んで感じました。)ピッタリとはめて名曲を作ってしまうのは当たり前だけど、改めて天才なんだと感じます。
もちろん全てがポール特有のテクニックというわけではなく、多くのアイデアは沢山の作曲家が使っているわけですが、この本ではポールファンにわかりやすく新旧のポールの作品に当てはめて説明してくれていて、「ポールマッカートニーの作曲術」であり「ポールマッカートニーに学ぶ作曲術」とも言えるのではないでしょうか。
それが自分の今までの経験や知識を改めて整理するきっかけにもなったし、聴きなれた楽曲を新たな視点で見れるようになりました。
お気に入りの章は第2章 メロディーの秘密-Magical Mystery Melody-(ネーミング素晴らしい!)です♪
たくさん吸収できるようじっくり読みたいと思います〜。