「ポールマッカートニーの作曲術」を読んで
書店で背表紙を見ただけで即購入した、最近のお気に入り。
野口義修(のぐちよしのぶ)さんの
「ポールマッカートニー作曲術」
ポールファンの僕にとって作曲本の中ではダントツでわかりやすく面白いし、きっとこの先何度も読み返すであろう本だと思っています。
理論には疎いと言われているポールの多種多様な楽曲に様々なテクニックが使われていて、われわれ凡人が「ドミナントで、転調で」と試行錯誤しているところを恐らく感覚で(計算してる部分もかなりあるんだろうなぁと本書を読んで感じました。)ピッタリとはめて名曲を作ってしまうのは当たり前だけど、改めて天才なんだと感じます。
もちろん全てがポール特有のテクニックというわけではなく、多くのアイデアは沢山の作曲家が使っているわけですが、この本ではポールファンにわかりやすく新旧のポールの作品に当てはめて説明してくれていて、「ポールマッカートニーの作曲術」であり「ポールマッカートニーに学ぶ作曲術」とも言えるのではないでしょうか。
それが自分の今までの経験や知識を改めて整理するきっかけにもなったし、聴きなれた楽曲を新たな視点で見れるようになりました。
お気に入りの章は第2章 メロディーの秘密-Magical Mystery Melody-(ネーミング素晴らしい!)です♪
たくさん吸収できるようじっくり読みたいと思います〜。
ここ最近の暗いニュースにカントリーを。
ここ最近の世の中はコロナウイルスの話題でもちきりなので結構気が滅入ってます。
そんな中で、いろんな音楽を聴いてもいまいち気持ちは明るくなれませんでした。
でも見つけました笑
底抜けに明るい、カラッとした音。
ブルーな雨が降ってもきっとすぐ晴れるさ、なんて気持ちになれる音楽。
「カントリーポップ」!
なんて気持ちが楽になるんだろう。
もっぱら最近はApple Musicでカントリーポップを聴いてます!
昔から好きだったのは Keith Urban。
Kiss A Girl/ Keith Urban
「キスしたい!抱きしめたい!」って。笑
そしてカントリーのプレイリストから知った
More Hearts Than Mine/ Ingrid Andress
Ingrid Andress - More Hearts Than Mine (Official Music Video)
今はサブスクリプションのプレイリストがあるから便利だし、音楽との新しい出会いがありますね!
Ready Steady George 終了について
2020年 3月16日。
僕は目を疑った。
Ready Steady Georgeが終わるなんて。
本人たちも不服なようです。
良質な音楽、、というか、サイコーな音楽をかけてくれる、こんなパンキッシュな番組を毎日3時間もやっていたなんて、、、今まで素晴らしい時代を生きていたと実感してるよ。
ジャズの聴き方・ハマり方
「ジャズってなんかオシャレでかっこいい感じがするけど、難しそうで良くわからない!」
「歌ないんでしょ?」
「歌ってても英語だと何言ってるかわからない!」
そんな人、たくさんいるのでは?笑
今回 僕なりの「ジャズの聴き方」をご紹介したいと思います!
まず、ジャズがわかると何が楽しいか。
それは、ふとした時に流れてる音楽を知ってると結構テンションが上がるということ。笑
雰囲気を邪魔しないジャズはたくさんのお店のBGMになっている。
でもここでぶち当たるのが、歌無し(インスト)が多いということ!
しかもインストは曲の長さが10分弱はざらにあったりする上、楽器が次々と変わり、メロディーもそれぞれ違うとなると何が何だかわからなくなる。
ジャズを聴く上でまず大事なワードが
「テーマ」
ではないでしょうか?
テーマはジャズの歌メロ。基本のメロディーを知ってこそ様々な解釈で演奏されたアドリブが輝いて聴こえる。
例として”My Funny Valentine”を取り上げると、
曲を知らない状態でこのJim Hall とBill Evans の超名演は、怒涛の展開に耳が追いつかないような気がします。。
My Funny Valentine - Bill Evans & Jim Hall
最初は「どんなメロディー」で「どんな内容」の歌なのかを知った上で楽しむとより、曲に入り込めると思います!
そこで、
♫ My Funny Valentine ♫ - Rod Stewart
Rod Stewartのバージョンはどうでしょう!
サウンドもポップだし、聴きやすいのではないでしょうか??
僕は自分の経験から「ジャズはRod Stewartから入ろう」を提唱したいと思っています。笑
彼のThe Great American Songbookのシリーズはどれも最高ですよ!
これでこの曲たちを好きになれたらジャズもきっと好きになれますよ!
The Great American Songbook, Vol. 1 by Rod Stewart (2002-10-22)
- アーティスト:Rod Stewart
- 出版社/メーカー: SBME SPECIAL MKTS.
- メディア: CD
As Time Goes By: The Great American Songbook 2
- アーティスト:Rod Stewart
- 出版社/メーカー: J-Records
- 発売日: 2003/10/20
- メディア: CD
Fly Me To The Moon...The Great American Songbook Volume V by Rod Stewart (2010-10-19)
- アーティスト:Rod Stewart
- 出版社/メーカー: Sony Legacy
- メディア: CD
Thanks For The Memory...The Great American Songbook IV by Rod Stewart
- アーティスト:Rod Stewart
- 出版社/メーカー: Sony Legacy
- メディア: CD
Duke Ellington Orchestra 2020 1.25 sat
1月最後の週末はブルーノート東京でのデュークエリントンオーケストラにいってきました!
久しぶりのブルーノート。それにビッグバンドのライブは初めてだったので楽しみにしてました。
2nd Show、なんか若い人が多かった!
確かに「ブルーノートデート」となるとビッグバンドは曲を知らなくてもかなり楽しめると思うし いいのかもしれないなあ。
おなじみの「A列車で行こう」から始まった公演はコンダクターのチャーリーヤング(alto sax)が一曲一曲紹介しながら進んでいくのですが、それぞれフィーチャーされたソリストがステージ下手で演奏する姿はかっこよかった。
個人的 ハイライトはボビーラヴェル(tenor sax)の高速ソロ。
会場的にはやっぱりデイブギブソン(drum)のドラムが盛り上がりました!
ブルーノート東京は人生で一度は行って欲しいなぁ。一度行ったら、二度三度、、、。
デュークエリントンオーケストラはきっとまた来年も来ると思うし、気になる方はぜひぜひ〜。